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秋田アンテナショップで食の偽装が発覚
大変情けないニュースが届きました。

患者からサルモネラ菌検出 東京「はな小町」食中毒
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20090916c

秋田県のアンテナショップ「ダイニングはな小町」で出されている「比内地鶏親子丼」で、食中毒が発生したそうです。割った鶏卵が余ると翌日まで冷蔵庫で保管していたという事実も驚きですが、さらに驚愕の事実が明らかになりました。

秋田アンテナショップの比内地鶏親子丼に普通の卵
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20091004-OHT1T00013.htm

このような問題を「大したこと無い」ことと受けとめる方もいます。賞味期限の偽装問題についても、同様の意見をよく目にしました。

消費者が選択する分には全く問題はありません。ただ、料理人が自己判断でやることとしては、大いに問題です。

もしお客様に「味がくどすぎる」と言われたら、鶏卵の割合を減らすか、薬味で工夫するか等々、ブランド素材を楽しむための調理方法を試行錯誤するものです。「法的に問題はない」から、「お客様の思いこみは無視」して材料をすり替える。言語道断でしょう。

まず割ってまとめた鶏卵を日をまたいで使用していたという時点で、料理人として信頼がおけません。

とにかく、情けない話です。
# by sake_writer | 2009-10-06 01:57 | 読む聞く知る
大間の海とマグロ胃袋、マグロ喉
大間の海とマグロ胃袋、マグロ喉_c0095731_236375.jpg

大間に行ってきました。海辺に立つと水平線が180度以上、見渡せます。

大間はマグロで有名な地域ですが、原発の建設が進んでいるそうです。原発はCo2削減に向けて、世界中で建設が増加しています。原発は地震という日本特有の事情からしても安全面に不安があります。食の繋がりを持って考えさせられると、不安が拭えません。まあ、この話は改めて。
大間の海とマグロ胃袋、マグロ喉_c0095731_22482629.jpg

お土産をいろいろと見てみましたが、添加物や保存料がたっぷり入ったものばかりで、どれも食指が動きませんでした。そこで駐車場に帰ってくると、鮪の刺身とモツ(心臓、胃袋、喉)焼がありました。もちろん、食べました。
大間の海とマグロ胃袋、マグロ喉_c0095731_22523659.jpg

左が胃袋、右が喉です(食べかけ)。胃袋は3時間ほど煮込んでから焼いています。柔らかくて脂があり、煮込みとして食べるとマグロだと気付かないでしょう。喉は頬肉に近い印象です。ただ、しっかりとした食感があります。

「市場に出すためには漁師がこの3箇所を取り除かないといけないんです。売って欲しいという要望はありますが、よそには出していません。1匹から僅かしか取れないし、下処理がとても手間になるから」
とのことです。殆どの漁師は自分で食べるか、捨てているそうです。心臓は新鮮なうちは生で。胃袋と喉の串焼きは塩胡椒で味付け。

いい出会いがありました。
# by sake_writer | 2009-10-05 23:00 | 散歩、旅
青森の竜飛岬で「津軽海峡~」を聴く

まずはBGMを用意しました。ニコニコ動画より、石川さゆりさんの「津軽海峡 冬景色」です。
青森の竜飛岬で「津軽海峡~」を聴く_c0095731_10535396.jpg

歌にも出てくる竜飛岬は風があり、改めて写真を見ると北の海という印象です。
青森の竜飛岬で「津軽海峡~」を聴く_c0095731_10544576.jpg

記念碑では歌が流れ出しました。さて、それでは大間に向かいます。
# by sake_writer | 2009-10-05 10:57 | 散歩、旅
青森へ。ホタテ貝焼、大間マグロのもつ焼き・・・まずは太宰治「斜陽館」
青森を訪れました。太宰治の生家を訪れ、マグロで有名な大間に足を伸ばし、そして日本三大霊場のひとつ、恐山に行ってまいりました。(ほかのふたつは高野山と比叡山)
青森へ。ホタテ貝焼、大間マグロのもつ焼き・・・まずは太宰治「斜陽館」_c0095731_952784.jpg

まずは太宰治の斜陽館です。
青森へ。ホタテ貝焼、大間マグロのもつ焼き・・・まずは太宰治「斜陽館」_c0095731_961415.jpg

宅地約680坪という豪奢な建物です。部屋数が多くて、見て回るのが一苦労です。時代、そして寒い地域ということがあるのでしょう、ひとつ一つの部屋は狭くて、密閉されている印象です。太宰の母の部屋には作品タイトルに繋がるふすま絵(漢詩)を見られます。

太宰は生誕百年ということで、地元が盛り上がっているそうです。百年ですか。天寿を全うしていれば平成まで生きていたかもしれません。そう思うと身近に感じます。
青森へ。ホタテ貝焼、大間マグロのもつ焼き・・・まずは太宰治「斜陽館」_c0095731_9164197.jpg

太宰が幼少期に訪れた寺です。
青森へ。ホタテ貝焼、大間マグロのもつ焼き・・・まずは太宰治「斜陽館」_c0095731_917576.jpg

この大木は樹齢500年と言われています。
青森へ。ホタテ貝焼、大間マグロのもつ焼き・・・まずは太宰治「斜陽館」_c0095731_918792.jpg

たまたま通りがかったお寺の関係者に聞いてみたところ、太宰坊ちゃんは実際にこの後生車を回していたそうです。錆びた金属なのでキーキーと音がします。吹き抜ける寒風と共に、太宰はこの風景が脳裏に焼き付いて忘れられなかったようです。
# by sake_writer | 2009-10-04 09:24 | 散歩、旅
ウイスキーラヴァーズアワード
ウイスキーラヴァーズアワードなるものが開催されているそうです。

http://whiskylovers.jp/index2.html

深みのある、本物の世界を創造する方々を、表彰する・・・という主旨だそうです。投票を受け付けているそうで、投票者から抽選で35組をグランハイアット東京でのパーティに招待していただけるそうです。
# by sake_writer | 2009-09-19 11:50 | 読む聞く知る
  

お酒は生きています。お酒を深く知ることが日本を、世界を旅するきっかけとなればと思います。
by sake_writer
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