洞爺湖サミットの公式晩餐会(社交ディナー)の解説記事を書きました。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/11/g8/index.html
G8の首脳やEC委員長が一緒に食事をする、ある意味とても難しいディナーです。メニューをつくる側からするとただ美味しいと言ってもらえるものを作ればいいわけではなく、宗教や文化、個人的な嗜好も考慮しています。
さらには、日本が公式におもてなしする場です。今回は環境問題が注目されており、地場の食材を使うことやシンプルな調理法を心掛けました。
注目は、ワインのヴィンテージです。ここに大切なメッセージが込められています。一般的な評価からするとベストなヴィンテージではなかったのではないでしょうか。しかし、これしかないというヴィンテージを持ってきています。その理由は・・・記事を読んでください。
さて、この記事を書くにあたって、木村さん(木村商店)・ソムリエ小山田さんにご協力をいただきました。小山田さんは磯自慢を「無難なチョイス」と言っています。私も木村さんと話をしていて、同じことを申しました。そこで木村さんから「(あなただったら)どのようなチョイスをしますか」と聞かれました。
上に書いたとおり、美味しいという審美眼ではなく、明確なメッセージを含めたチョイスとなるため、私が個人的に回答することは出来ません。ホスト側の外務省と打ち合わせした上でないと、何とも申せません。しかし、今回と同じチョイスにならないことは確かです。
「酒サムライ」「IWC」「和醸和楽」といったキーワードが、現在の日本酒のステージを読み解く鍵となるでしょう。
敢えて個人的な感想を漏らすと、チーズに日本酒を合わせたかったですね。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/08/11/g8/index.html
G8の首脳やEC委員長が一緒に食事をする、ある意味とても難しいディナーです。メニューをつくる側からするとただ美味しいと言ってもらえるものを作ればいいわけではなく、宗教や文化、個人的な嗜好も考慮しています。
さらには、日本が公式におもてなしする場です。今回は環境問題が注目されており、地場の食材を使うことやシンプルな調理法を心掛けました。
注目は、ワインのヴィンテージです。ここに大切なメッセージが込められています。一般的な評価からするとベストなヴィンテージではなかったのではないでしょうか。しかし、これしかないというヴィンテージを持ってきています。その理由は・・・記事を読んでください。
さて、この記事を書くにあたって、木村さん(木村商店)・ソムリエ小山田さんにご協力をいただきました。小山田さんは磯自慢を「無難なチョイス」と言っています。私も木村さんと話をしていて、同じことを申しました。そこで木村さんから「(あなただったら)どのようなチョイスをしますか」と聞かれました。
上に書いたとおり、美味しいという審美眼ではなく、明確なメッセージを含めたチョイスとなるため、私が個人的に回答することは出来ません。ホスト側の外務省と打ち合わせした上でないと、何とも申せません。しかし、今回と同じチョイスにならないことは確かです。
「酒サムライ」「IWC」「和醸和楽」といったキーワードが、現在の日本酒のステージを読み解く鍵となるでしょう。
敢えて個人的な感想を漏らすと、チーズに日本酒を合わせたかったですね。
by sake_writer
| 2008-08-12 08:09
| ライター仕事