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キリンとサントリーの統合は間に合うか
キリンとサントリーは本気で経営統合を目指しているんですね。可能性を模索しているということは報道で伝えられたとおり知っておりましたが、公正取引委員会の審査が始まったということはもう待ったなしの段階に入っているということ。

キリン・サントリー:経営統合めぐり、公取が審査入り
http://mainichi.jp/select/biz/news/20091029ddm008020110000c.html

お互いが得意とする分野、そして地域を考えると統合は経営面でプラスに働くのでしょうね。しかし、両社の社風はビール大手4社の中で最もかけ離れています。

たとえば飲食店へのビールの売り込みについて。キリンは一切協賛金は出さないという姿勢ですが、サントリーは他社からの乗り換えを促すために資金面でのフォローが手厚いと聞きます。営業のスタイルが全く違います。この溝をどのように埋めるのでしょう。

シェアの問題と社風の違いで、統合は難しい・・・これが飲み仲間で共通した意見です。しかし、世界の状況を見ると「統合してもまだ安心できる規模ではない」時代です。前も申し上げましたが、日本のビールメーカーは世界の大手酒類メーカーの買収対象として魅力があります。世界的再編が進んでいる今、キリンとサントリーの「英断」は日本企業として生き残る最後のタイミングかもしれません。果たして間に合うでしょうか。
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by sake_writer | 2009-10-29 17:49 | 読む聞く知る
約5年前に手掛けたドリンクメニュー
昔書いた記事やその資料は膨大な紙束として本棚を占拠しています。その中を漁っていて、約5年前に手掛けたドリンクメニューが出てきました。
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表参道で200席ある大箱のダイニングバーでした。ワインに力を入れていて、カクテルや焼酎も人気があり、日本酒は影の薄い存在でした。

写真の通り、私が選んだ日本酒は〆張鶴に栗駒山に越乃鹿六に田びとに正雪です。当時は今と比べたらずっと経験が少なかったものですが、とても面白いラインナップですね。「ぷっすま」の収録で銘柄おまかせで日本酒をリクエストされ、「栗駒山」を出した思い出があります。このブログでも書きました。通常営業の中でも栗駒山が一番人気でしたっけ。

http://sakewriter.exblog.jp/7492530/

メニュー作成は作曲に似ています。食事の流れを想定して、限られた枠の中できちんと伝えられる個性、求められる個性を発揮するラインナップを考えます。食事のお供として、そして味のバランスという点から見るとこのラインナップは今でも通用しますね。

けれども、今の私が全く同じ状況で5銘柄でメニューを組み立てることになったら、違う内容になります。今の私にはメニューの背景に伝えたい文化と歴史があります。5年前の5銘柄はプライベートで毎日でも飲みたいお酒です。しかし、私がお店をやりたいのは、ただ美味しいと言ってもらいたいだけではないのです。

いや、それにしても田びとをオンメニューしましたか。忘れてました。当時、東京で田びとを飲める店って殆どなかったんじゃないですか? 今もそうですが。

早く自分の店を始めたいです。今、その第二ステップを踏み出すところです。
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by sake_writer | 2009-10-29 17:09 | 読む聞く知る
青森のアピオスという新食材
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アピオスってご存じですか? 青森の地元の方によると「青森で新しく開発された農作物」だそうです。見た目も味も落花生のようなのですが、ほっくりしていて、ジャガイモの種族なのだそうです。

大きさや形が珍しいので目を引きます。
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by sake_writer | 2009-10-27 22:31 | 散歩、旅
燗酒の記事がアップされました。
燗酒の企画のさわりがアップされました。

もっと旨い熱燗を - 傑作おつまみと楽しむ秋冬の贅沢(前編)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/10/26/atsukan/index.html

今回は3銘柄をピックアップ。ひとつ一つで語るストーリーがたくさんあります。どれも「日本酒通」の方が燗酒向きとして取り上げることの少ない銘柄です。それでも敢えて取り上げるだけの理由がありますので、まずは記事を読んでください。

燗酒を語るにあたって、生もとについて真正面から取り組む必要を感じています。これは記事では語れないものですので、後編アップの後、このブログでご紹介できたらと思います。

そして、木村商店の木村さん、ありがとうございました。燗酒と料理のマッチングということで、特に難しかった田びとに合わせる料理として3種類の肴をご用意いただきました。当初私が考えていた肴は合わず、木村さんの機転で用意してもらったものがベストマッチでした。このような形で一緒に企画を作り上げられたこと、嬉しく思います。
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by sake_writer | 2009-10-26 23:09 | ライター仕事
スローフードニッポン2009で「未来の食卓」を観た
スローフードニッポン2009で上映されていた映画を観てきました。

未来の食卓
http://www.uplink.co.jp/shokutaku/

フランスの小さな村で、すべての学校給食を有機の食材にする試みが行われました。

くれぐれも申し上げておきたいのは、この作品はドキュメンタリーではないということ。作品内でジャーナリストが「今改めて農薬の危険を訴えるだけの新事実があるのか」と問い、「今問題なのはそんなことではない」というやりとりがあります。有機を生活に取り入れるための地域や人々の「外界」との闘いは描かれず、それを取り入れた地域や人々を励ますような内容に終始しています。

有機というものは規模の上ではごく小さなものであり、それを成り立たせるためにこのようにメディアを利用している、という事実はよくよく意識して、参考にすべきでしょう。

日本国内のワイン生産者を取材した際、「自分たちの取り組みを快く思わない農家もおり、彼らを刺激しないために記事にはしないで欲しい」と言われました。フランスの自然派ワイン生産者であるニコラ・ジョリー氏もボルドーで自然派の取り組みを妨害するような動きがあったと言っていました。

自然派ワインの先駆者が来日--農薬や化学肥料を排除した"ビオディナミ"とは
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/07/biodynamie/index.html

私が特に有機に興味を持つのは、自然派のワインの美味しさに出会ったからです。時間が経つと花が開くように、植物から果物へと変化するその力強さは驚愕です。日本酒でも生もとは常温で酸化させても劣化ではなく熟成する力強さを持っています。このような伝統的な酒造りは見直されて然るべきですね。

さて、この映画では子ども達が中心に描かれています。彼らの給食の風景を見ていると、食事というものが人生の楽しみであることがよくわかります。フランスというお国柄と自然豊かな地域という両方の事情からでしょう、食事は授業の教室とは別の場所でとっているようです。食事自体が教養として身に付く環境が、ごく自然にあります。とても羨ましいです。子どもの目の前に調理用ナイフがあり、フライパンがあり。

「有機の食材は高いといわれるが、農薬を使う農業(産業)は様々な補助金があり、税金が投入されている。そういったことを含めて考えると、有機は決して高くはない」作品中のこの台詞が記憶に残りました。
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by sake_writer | 2009-10-19 08:15 | 読む聞く知る
『坂の上の雲』、そして10年前のロシアでの思い出
NHKで司馬遼太郎氏の『坂の上の雲』が映像化されます。私はこの題名が大好きです。作品を読み終えてから、ようやく登場人物と同じ雲を見上げることができるんですよね。

坂の上の雲
http://www.nhk.or.jp/matsuyama/sakanoue/index.html

平成生まれの後輩が成人となる時代になり、戦後という言葉を意識することがなくなってきました。昨年筑紫哲也さんが亡くなりましたが、その時「ああ戦後を語る人がいなくなった」と実感したものです。
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『坂の上の雲』は改めて戦後という中継地点と現在を見つめ直すいい機会となるでしょう。私は約10年前にロシアを訪問し、日本とロシアの戦跡を見て回りました。
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厚労省が旅団を組み、自分ら学生と遺族会が派遣されました。イルクーツク、タイシェット、バイカル湖等を訪れました。

『坂の上の雲』は3年間をかけて放映するそうです。ロシアの現地ロケは難しいかもしれませんが、ぜひロシアの地で撮影し、歴史を記録していただきたいものです。
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by sake_writer | 2009-10-18 19:00 | 読む聞く知る
ビール工場長によるブルワリーツアー
キリンビールの横浜工場で、工場長によるブルワリー案内が行われます。

開催場所: キリン横浜ビアビレッジ
開催日時: 2009年11月11日(水) 13:00~15:30
http://www.kirin.co.jp/about/brewery/factory/yoko/event/index.html#bv02

現在のキリンはハイネケンとバドワイザーを国内生産しています。現場の見学をできるいい機会になります。
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by sake_writer | 2009-10-17 09:25 | 読む聞く知る
東京食肉市場まつりは17日(土)18日(日)開催
食肉市場まつり、これ1回行ってみたいと思っていたんですよね。でも、今回も行けるかどうか・・・。

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/syokuniku/images/topix/21matsuri.pdf
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by sake_writer | 2009-10-16 15:01 | 読む聞く知る
生粉打ちの手打ち蕎麦をつくった。
生粉打ちつまり十割蕎麦を打ちました。500グラムなので、蕎麦屋さんの手打ちの3分の1程度の量です。掌で加水量を確かめるよう意識しました。
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そばつゆは手持ちの調味料、日本酒と醤油と鯖節・鰯節のみで作りました。半生返しです。どうしても蕎麦切りのリズムがつかめず、まちまちになってしまいます。自分が目指しているのはそうめんの如く細い蕎麦なので、まだまだです。

繋ぎについても、細くすればそれだけハードルが上がります。水廻しと延しはプロの方と比べ手際が悪い。自分で見て分かります。1回の蕎麦打ちにかかる時間は30分ほど。菊もみについて考えていることがあるのですが、温度及び水とそば粉の関係について、科学的に充分な説明と出会えず、どの方向で工夫すればいいのか足踏み状態です。やはり師匠につくしかないかもしれません。
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by sake_writer | 2009-10-16 11:37 | 飲食店を始めるまで。
ヨーグルトでインフルエンザウイルスの増殖を抑える
「乳酸菌『1073R-1』を使ったヨーグルトを摂取すると、ウイルス感染した細胞を攻撃するナチュラルキラー(NK)細胞の働きを活発にし、インフルエンザウイルスの増殖を抑える」ことがわかったそうです。

http://mainichi.jp/select/science/news/20091016ddm012040070000c.html

ヨーグルトに限らず発酵食品にはその力があると考えられますが、今回は裏付けを持って報告されたことに意義があります。ただし、どのヨーグルトに「1073R-1」が使われているのか、不明ですが。ヨーグルトの売り上げが伸びますかね?
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by sake_writer | 2009-10-16 11:17 | 読む聞く知る
  

お酒は生きています。お酒を深く知ることが日本を、世界を旅するきっかけとなればと思います。
by sake_writer
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