カテゴリ:食べ歩き( 99 )
秋は屋外でビール
秋といえばビールの季節です。夏じゃないかって? もちろん夏もビールが美味しいですが、ビール好きは秋こその楽しみ方を知っているんです。

横浜オクトーバーフェスト2012
開催日:9月28日(金)~10月14日(日)
http://www.yokohama-akarenga.jp/event/index.html#oktober

これは鉄板です。私も毎年行っています。赤レンガの広場で日差しの下飲むのも良し。テントの中で、ぎゅうぎゅう詰めになって飲むのも良し。1日何回も、ドイツの楽団の演奏があり、テント内では酒飲みたちが大合唱。真っ昼間からです。この雰囲気、大好きです。

オクトーバーフェスティバル
http://www.oktober-fest.jp/

これは主催が違うとか。親しみやすそうです。

けやきひろば秋のビール祭り
9月14日(金)~9月17日(月)
http://www.kizuna-avenue.jp/~beer_keyaki/

こちらは今年からだそうです。麦雑穀工房マイクロブルワリーで聞きました。さいたまアリーナが主催という、ビールイベントとしては珍しいテイストです。とても意欲的な取り組みで、私もワクワクしています。余談ですが、ギネスの日本国内販売はサッポロからキリンになりましたよね。横浜のオクトーバーフェストはキリンが参加していますが、こちらけやきひろばはサッポロが参加。色の違いを出しています。

もちろん麦雑穀工房マイクロブルワリーも参加します。

麦雑穀工房マイクロブルワリー
http://www.craft-beer.net/zkm.html


うちの店で祭りはできませんが、この9月からビールラインナップは面白くなります。

ヱビスビール(ドラフト)
練馬金子ゴールデン(小瓶)
キリン秋味(中瓶)
~麦雑穀工房マイクロブルワリーから~
雑穀ヴァイツェン(中瓶)
夏の小川(中瓶)
おがわポーター(中瓶)

麦雑穀工房マイクロブルワリーは原料100%地域自給を目指しています。ビールの設計図にも、その考え方がよく表れています。


ここは今年も行かないだろうなあ・・・。興味はあります。
高尾山ビアガーデン
http://www.mount-takao.com/beermount/
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by sake_writer | 2012-09-01 04:10 | 食べ歩き
お酒の名店
今日は上野の酒屋さんに用事があったので、昨日うちの常連さんに教えてのらった飲めるうなぎ屋さん、西日暮里「いなげや」に寄ってきました。素晴らしい。

ランチタイムの忙しい時間に伺ったので、ご主人とはほとんど話せませんでした。お酒の揃え方を見ただけでも嬉しくなる。まずは店主おすすめと書かれていた而今をいただき、店員さんおすすめの謙信をいただき、最後に店主に直接おすすめをご案内いただきました(店員さんもそれぞれ「あれがおいしい」「これがおいしい」と教えてくれる酒好きなのです)。最初「やまゆ」を出していただいたのですが、これは先日吉祥寺の「中清」さんで飲んだので、別のものをお願いしました。そして「ほうけん」をいただきます。

ウナギが「んまい」ですねえ。とろりと脂が溶けた食感です。関東風のウナギは蒸した後ウナギの表面が焦げるまで焼くことが多いです。これは食感と香りを出すためなのですが、こちらの白焼き、蒲焼きはウナギを焦がしません。ですから素材の良さがストレートに感じられます。

ウエルダンのウナギも好きです。北千住「尾花」や銀座「竹葉亭本店」がそうです。でも、ここのレアなウナギも好きです。

おわかりのように、私は無類の酒好きです。店のお客様とあそこが美味しかった、出張したらあそこに行くなど情報交換しています。

私の特に好きな店をご紹介します。

ビールだったら名古屋「ワールドビアケグナゴヤ」沼津「タップルーム」横浜「クラフトビアバー」など。横浜赤レンガ倉庫のオクトーバーフェスティバルも好きです。

日本酒なら大塚「日本酒はなおか」学芸大学「ひもん家」吉祥寺「中清」新橋「花」西日暮里「いなげや」京都「まどか」「日本酒たかはし」大岡山「樋川」など。

カクテルなら銀座「オーパ」「BAR 酒仙堂」三軒茶屋「シーツ」など。

これらのお店を好きな方、ここに出ていないおすすめのお店がありましたら教えて下さい。
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by sake_writer | 2012-04-03 07:42 | 食べ歩き
蕎麦食い 大森「布恒更科」
もうちょっとあれやこれやと食べてみたいと思い、再訪しました。前回は平日の訪問で店内はがらりとしていましたが、今回は休日です。待つことはありませんが、ほぼ満席でした。ゆっくり飲む計画を改め、蕎麦を食べてすぐ帰ることにします。

頼んだのは深川蕎麦です。利用者の平均年齢は高いですね。皆さんこの店オリジナルの蕎麦を頼んでいます。百合根蕎麦ってどんな蕎麦なんでしょうね。

さて、登場しましたアサリのかけそば。ワケギをくたっと煮て、細かくカットしたアサリと貝割れにさっと火を通しています。柚子が一かけ入っています。

つゆは例の醤油です。かけにすると八丁みそのごとく、コクが感じられます。その分鰹節の風味などが覆われてしまいますが、アサリ出汁がしっかり感じられます。

蕎麦が熱い! 相変わらず蕎麦切りが正確です。アサリや鰹節や蕎麦といった素材を主役に押し上げるような演出はありません。ありきたりの1杯の蕎麦。でも、これをありきたりとして食べられるのって東京だけかもしれません。京都で食べ歩いてそのことに気がつきました。

次回は日本酒と肴、そして生粉打ちですね。
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by sake_writer | 2010-11-23 02:13 | 食べ歩き
蕎麦食い 東村山「土家」
このお店は若い夫婦が営んでいます。ひとつ一つの仕事を丁寧に確認しながら進めています。このお店の魅力は蕎麦ではなく、料理です。しかし料理の進行は結構時間がかかるので、そのことを勘案して利用すべきでしょう。

自家製の漬け物はずいきの甘酢漬けと蕪の千枚漬けでした。たまたま種類が少なかったのですが、丁寧な仕事ぶりで堪能させていただきました。

野菜の炊き合わせは蕪、里芋、サツマイモ、大根、白菜を揚げで包んだもの。それぞれに味を含ませてあります。見た目に美しく、味が優しい・・・。

この店は小川沿いにあり、そしてお昼は日差しが窓ガラスを輝かせ、雰囲気が格別です。

もり汁は燻製香が強いのが独特です。蕎麦切りに関しては、麺の太さがまばら、ぽろぽろに切れているなど、まだまだのレベルです。
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by sake_writer | 2010-11-20 19:07 | 食べ歩き
蕎麦食い 東長崎「手打ち蕎麦じゅうさん」
電車を利用して訪れる方にとって、店までの道のりは不安になるでしょう。遠く、そして「こんな場所に蕎麦屋があるのだろうか」という立地にお店があります。

それでも信じて大きな車道沿いに歩いていくと15分弱で辿り着きます。

店に入ってほっと一息。駆けつけ1杯。日本酒は冷酒で5銘柄ほど、燗は金鶴だそうです。ぬる燗ともりを注文しました。金鶴は醸造酒の甘さとアル添の辛さ、苦みがそれぞれ感じられます。

この店の蕎麦の特徴は「濃口醤油を素材の一つとして計算している」点に見られます。蕎麦や鰹節という素材を活かすために醤油を目立たなくする蕎麦屋が多い中、この店は濃口を活かし、それが突出しすぎない蕎麦を実現しています。

通常、蕎麦において瑞々しいという表現はプラス評価ではありません。なぜなら瑞々しさは素材の活かし方ではなく、蕎麦の洗い方に由来するからです。そして瑞々しさは蕎麦本来の欠点を覆い隠します。

ところがこの店の蕎麦は瑞々しく、それは欠点を隠すためではなく醤油をも活かす計算の中でプラスの効果が見られます。

もりは蕎麦の基本、食感および喉ごし、甘さ、風味、蕎麦切りの正確さにおいて喉ごし、風味に特徴を感じました。しっとりとしていて、蕎麦の心地よい香りが抜けます。

にしんと冷や奴を追加します。にしんは身が柔らかくて、ねっとりと甘みが凝縮しています。

通常にしんはにおいを抜く下処理に数日かかります。そしてその処理にどれだけ手間をかけるかが料理としての出来として評価されます。「臭みがなくぱさつかない」にしんを目指しています。

ところがここのにしんは臭みが感じられず、それを覆う意味合いでの醤油味もありません。にしんの香味とその味わいに照りを出すための醤油味だけで、素材の良さをそのまま出しています。添えられた箸で切れるほどとろとろになった昆布も雑味が感じられません。

冷や奴は木綿豆腐に自家製という湯葉がのせられています。大豆のさっぱりとした風味が感じられます。

天ぷらと田舎蕎麦を追加しました。あべかんの冷酒を頼み、ゆっくりと流れる時間を楽しみます。

エビ、椎茸、里芋、オクラのてんぷら。衣が薄く、素材の食感が感じられます。火の通りがほどよく、噛むと素材のうまみがじゅわっと出てきます。

田舎蕎麦は切れ切れで、そのためにドーム状の盛りつけにしています(平らに盛ると箸でつまみにくいので)。量は90グラムくらい。食感に特徴がありますが、香りはもりそばの方が勝っていたと思います。

料理の種類は10種類くらいだったと思います。蕎麦前を楽しむには、物足りない品数です。料理は醤油味のものが多く、その点も地味に見受けられます。周りのお客さんは蕎麦を食べに来ていて、飲みながらつまむという方はいませんでした。

醤油という素材を積極的に活かす調理法、バランスのよい仕上がり。シンプルに素材を感じられるもり蕎麦において、この店の真骨頂を味わえます。
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by sake_writer | 2010-11-17 18:53 | 食べ歩き
蕎麦食い 西荻窪「くらま」
蕎麦好きの知人から「この店は独学で蕎麦打ちを極め繁盛している」と紹介されました。独学でどのように手打ち蕎麦を習得したのか、気になっての来店です。

メニューは3部。蕎麦と酒、肴が別メニューとなっています。酒が20種類くらい、肴は10種類強。日本酒は1合か半合を選べ、リーズナブルです。

四季桜の本醸造は1合で500円。なめらかで後口は溶けて消えます。カラフェとガラスのおちょこというのは味気ない演出ですが、満足度は高いです。濃くて甘い緑茶も添えて出されました。

穴子天せいろを注文しました。「そばは一緒にお持ちしますか」と、酒飲みへの気遣いもあります。

やってくるのは常連さんが多いようで、その会話は温かいものです。長く愛される店はどこもそうですよね。

約10分でお盆にのった穴子天ぷらと天つゆ、塩、蕎麦のセットが出てきました。穴子は想像の2倍のボリュームです。身が大きくて、衣も多めです。単品で1100円というお値段ですが、充分に納得の量です。骨も揚げてあり、香ばしくポリポリとかじります。

しかし残念ながら、穴子は臭みが強く出ています。1.5尾の穴子すべてが臭い、塩では食べることができませんでした。天つゆは鰹節の香りがしっかりしており、これにたっぷりと浸していただきます。それでもショウガを入れないとにおいが気になります。

そして蕎麦が来ました。100グラムくらいです。有機栽培の常陸秋蕎麦、新蕎麦だそうです。

もり汁はまず酸味と塩分を感じます。線の細いタイプですね。蕎麦は太さがまばらです。細くて、エッジが立っています。そのまますすってみました。

蕎麦の基本、食感および喉ごし、甘さ、風味、蕎麦切りの正確さにおいて食感に特徴を感じました。弾力があります。つなぎが特別なのでしょうか。蕎麦の温度は12度くらいで、ぬるく感じます。これは店の考え方次第です。冷やせば食感に優れますが、甘さなどが感じにくくなります。

もり汁で食べると、うーん素材(蕎麦、鰹節、醤油)の風味がどれも感じられません。個別に味わってもそれぞれ弱かったのですが、一緒にすると残るのは食感のみです。そば粉を混ぜた冷や麦といった印象でした。

素材の組み合わせ、そして素材の活かし方、どのように考えてこうなるのでしょうか。独自の道を歩む蕎麦屋さんでした。
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by sake_writer | 2010-11-17 12:09 | 食べ歩き
蕎麦食い 祐天寺「月心」
この店に来て席に着くと、安心します。料理への期待、そばへの期待が高まります。

からみどりはごまと辛み大根と鶏ささみという組み合わせ。さっぱり。

里芋きのこ餡かけは揚げた里芋の地味がたっぷりと感じられます。えのきとえりんぎ、しめじとまいたけが香り豊かに、食感を楽しませてくれます。味付けもとろみも控えめ。益荒男ぬる燗と一緒に。

もり蕎麦はさっぱり、鰹節の風味がメインとなった組み合わせ。余韻まで楽します。
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by sake_writer | 2010-11-16 04:05 | 食べ歩き
蕎麦食い 豪徳寺「あめこや」
「カフェ風の内外装からは想像のつかないまっとうな蕎麦屋」という噂を聞いておりました。場所はわかりづらくて、ずいぶん迷いました。

生ビールはプレミアムモルツ。ピルスナーグラスで供されます。お通しが炒り豆。

ランチはセットメニューとサイドメニューのみで、内容が限られています。セットは天ぷら、魚料理、肉料理の3つから1つを選べて、蕎麦も温かい蕎麦か冷たい蕎麦を注文できます。

カフェっぽい雰囲気から、お客さんは女性のみ。土日のみランチも営業しています。

酒肴3点盛りはイカの塩辛、生からすみ、みそ漬け豆腐。塩からはコクがあって、ありがちなひねた辛みは出ていません。みそ漬けはほどよく白みそが浸みていて、塩辛のワタを絡めるとまた別の味わいがありました。どれも左党泣かせです。二口ずつの量をお手頃な値段で用意しています。2名以上の利用ならば単品を注文する方がいいでしょう。

日本酒は7種類がメニューに載っています。ひやおろし等の季節ものを数種類入れて、通い客にも飽きない内容となっています。

飲み比べセットがあったので陸奥男山と斬九郎を選びます。700円というリーズナブルな値段で、それぞれ90CCほど注いでくれます。

陸奥男山は豆腐や塩辛に合わせて、吟醸香がすっきり口中を洗ってくれます。斬九郎はコクとキレがあり、炒り豆が合います。

ランチセットには作り置きの卵焼き、ご飯、おひたしがついています。カフェ風にワンプレートの盛りつけでした。

十割というもり蕎麦は麺が10センチ程度に切れてしまっています。もり汁は薄口仕立てで、鰹の風味を前面に出したものでした。
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by sake_writer | 2010-11-15 19:51 | 食べ歩き
蕎麦食い 学芸大学「いしおか」
夫婦で営む住宅街の蕎麦屋さんです。納豆蕎麦を注文。蕎麦は細切りです。挽き割りの納豆に白切りごまをまぶし、とてもさっぱりと仕上げています。蕎麦は100グラムないと思います。1100円しました。
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by sake_writer | 2010-11-14 11:46 | 食べ歩き
蕎麦食い 大森「布恒更科」
大森の駅から歩いて5分。人や車の往来が少ないとおりに面して、風格のある蕎麦屋が佇んでいます。

店内は年季の入ったこしらえで、それでいて清潔感があります。引き戸を開けて左手には手洗いの洗面台がありました。このお店のあり方がよく表れています。

まずはあさひ熟撰・瓶ビール。お通しは煮豆です。薄い味付けで、柔らかすぎず、艶のある仕上がりでした。店内の色合いといい、掃除の行き届いた小庭といい、ほっと息を抜ける雰囲気でした。

もりに穴子天ぷらをつけると1100円アップとなります。この値段で身の大きな穴子が2匹ついていました。私の想像していた3倍近いボリュームでした。輪切りのスダチに大根おろし、隣にそば薬味でしょう、白ネギがついています。衣はサクッとしていて、身からは穴子特有の土っぽいにおいが感じられました。

もりは200グラム近くありまして、通常の1人前で大盛りクラスです。もり汁もたっぷりと用意されていて、150CCほど。天つゆも兼ねています。もりそばは蕎麦の基本、食感および喉ごし、甘さ、風味、蕎麦切りの正確さにおいて風味を感じました。

特筆すべきはもり汁の味でしょう。コクがあってサラッとしており、酸味とほのかな甘みが一体となっています。丁寧に煮込んだソースのごとき味わいです。その特色は緑茶と紅茶に例えられます。

ほかの蕎麦屋のもり汁が緑茶なのに対して、この店のものは紅茶ではないかというくらい格段の差が感じられます。食後にそば湯で割ると甘みがゆっくり感じられました。

有名な高橋さんはもり汁にワインビネガーを使っています。この店でも酸味のある素材でバランスを整えているのではないでしょうか(あるいは醤油に特徴があるのかもしれません)。それが火入れや熟成(発酵)によりまとまっています。このような考え方でもり汁を仕上げる蕎麦屋さんがあるというのは驚きでした。

このもり汁でわさびが付かないのは相性を考えれば納得できます。料理として考えたら、添えられるのはホースラディッシュの方がふさわしいのではないでしょうか。

このつゆには生粉打ちか粗挽きを合わせてみたいですね。あつもりも面白そうです。腹具合に余裕があれば深川蕎麦も食べたかった・・・。料理ががっつりのボリュームなので、数人でシェアするつもりで、品数はセーブした方がいいと思います。日本酒が多種あり、飲んで楽しめる蕎麦屋さんです。
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by sake_writer | 2010-11-13 08:40 | 食べ歩き
  

お酒は生きています。お酒を深く知ることが日本を、世界を旅するきっかけとなればと思います。
by sake_writer
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