しばらく家に引き籠もっていたら、もう桜が満開なんですね。気のせいか、今年は街中に人が少ない気がします。
先輩ライターの本は無事来月頭に出版されると連絡いただきました。私の名前も奥付に載るそうです。ささやかながら、ベストセラーの応援をさせていただきます。
ところで、日本酒の最大の輸出先をご存じでしょうか。毎年上位の変動は殆どないのですが、この結果がなかなか不思議なものです。
日本国内の酒造りにしても、海外の酒造りにしても、その消費構造や酒類製造技術の背景にかつての戦争や占領時代が見えてきます。
たとえばベトナムの「333」はフランス占領時代の醸造施設を受け継いで造られているそうで、そのクオリティは高いものです。インドが世界一のウイスキー消費国として語られるのもイギリスの占領時代が背景にあります。
一方で戦争は消費も製造も大きく歪める圧力となりました。2008年となり、戦前の酒造りを知る人が随分少なくなりました。語り手も有名な方がここ十数年で次々亡くなりました。
とりとめのない話となりましたが、今後やろうと思っている仕事(ライフワーク)の序文と思ってください。
先輩ライターの本は無事来月頭に出版されると連絡いただきました。私の名前も奥付に載るそうです。ささやかながら、ベストセラーの応援をさせていただきます。
ところで、日本酒の最大の輸出先をご存じでしょうか。毎年上位の変動は殆どないのですが、この結果がなかなか不思議なものです。
日本国内の酒造りにしても、海外の酒造りにしても、その消費構造や酒類製造技術の背景にかつての戦争や占領時代が見えてきます。
たとえばベトナムの「333」はフランス占領時代の醸造施設を受け継いで造られているそうで、そのクオリティは高いものです。インドが世界一のウイスキー消費国として語られるのもイギリスの占領時代が背景にあります。
一方で戦争は消費も製造も大きく歪める圧力となりました。2008年となり、戦前の酒造りを知る人が随分少なくなりました。語り手も有名な方がここ十数年で次々亡くなりました。
とりとめのない話となりましたが、今後やろうと思っている仕事(ライフワーク)の序文と思ってください。
by sake_writer
| 2008-03-28 00:22
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