蕎麦好きの知人から「この店は独学で蕎麦打ちを極め繁盛している」と紹介されました。独学でどのように手打ち蕎麦を習得したのか、気になっての来店です。
メニューは3部。蕎麦と酒、肴が別メニューとなっています。酒が20種類くらい、肴は10種類強。日本酒は1合か半合を選べ、リーズナブルです。
四季桜の本醸造は1合で500円。なめらかで後口は溶けて消えます。カラフェとガラスのおちょこというのは味気ない演出ですが、満足度は高いです。濃くて甘い緑茶も添えて出されました。
穴子天せいろを注文しました。「そばは一緒にお持ちしますか」と、酒飲みへの気遣いもあります。
やってくるのは常連さんが多いようで、その会話は温かいものです。長く愛される店はどこもそうですよね。
約10分でお盆にのった穴子天ぷらと天つゆ、塩、蕎麦のセットが出てきました。穴子は想像の2倍のボリュームです。身が大きくて、衣も多めです。単品で1100円というお値段ですが、充分に納得の量です。骨も揚げてあり、香ばしくポリポリとかじります。
しかし残念ながら、穴子は臭みが強く出ています。1.5尾の穴子すべてが臭い、塩では食べることができませんでした。天つゆは鰹節の香りがしっかりしており、これにたっぷりと浸していただきます。それでもショウガを入れないとにおいが気になります。
そして蕎麦が来ました。100グラムくらいです。有機栽培の常陸秋蕎麦、新蕎麦だそうです。
もり汁はまず酸味と塩分を感じます。線の細いタイプですね。蕎麦は太さがまばらです。細くて、エッジが立っています。そのまますすってみました。
蕎麦の基本、食感および喉ごし、甘さ、風味、蕎麦切りの正確さにおいて食感に特徴を感じました。弾力があります。つなぎが特別なのでしょうか。蕎麦の温度は12度くらいで、ぬるく感じます。これは店の考え方次第です。冷やせば食感に優れますが、甘さなどが感じにくくなります。
もり汁で食べると、うーん素材(蕎麦、鰹節、醤油)の風味がどれも感じられません。個別に味わってもそれぞれ弱かったのですが、一緒にすると残るのは食感のみです。そば粉を混ぜた冷や麦といった印象でした。
素材の組み合わせ、そして素材の活かし方、どのように考えてこうなるのでしょうか。独自の道を歩む蕎麦屋さんでした。
メニューは3部。蕎麦と酒、肴が別メニューとなっています。酒が20種類くらい、肴は10種類強。日本酒は1合か半合を選べ、リーズナブルです。
四季桜の本醸造は1合で500円。なめらかで後口は溶けて消えます。カラフェとガラスのおちょこというのは味気ない演出ですが、満足度は高いです。濃くて甘い緑茶も添えて出されました。
穴子天せいろを注文しました。「そばは一緒にお持ちしますか」と、酒飲みへの気遣いもあります。
やってくるのは常連さんが多いようで、その会話は温かいものです。長く愛される店はどこもそうですよね。
約10分でお盆にのった穴子天ぷらと天つゆ、塩、蕎麦のセットが出てきました。穴子は想像の2倍のボリュームです。身が大きくて、衣も多めです。単品で1100円というお値段ですが、充分に納得の量です。骨も揚げてあり、香ばしくポリポリとかじります。
しかし残念ながら、穴子は臭みが強く出ています。1.5尾の穴子すべてが臭い、塩では食べることができませんでした。天つゆは鰹節の香りがしっかりしており、これにたっぷりと浸していただきます。それでもショウガを入れないとにおいが気になります。
そして蕎麦が来ました。100グラムくらいです。有機栽培の常陸秋蕎麦、新蕎麦だそうです。
もり汁はまず酸味と塩分を感じます。線の細いタイプですね。蕎麦は太さがまばらです。細くて、エッジが立っています。そのまますすってみました。
蕎麦の基本、食感および喉ごし、甘さ、風味、蕎麦切りの正確さにおいて食感に特徴を感じました。弾力があります。つなぎが特別なのでしょうか。蕎麦の温度は12度くらいで、ぬるく感じます。これは店の考え方次第です。冷やせば食感に優れますが、甘さなどが感じにくくなります。
もり汁で食べると、うーん素材(蕎麦、鰹節、醤油)の風味がどれも感じられません。個別に味わってもそれぞれ弱かったのですが、一緒にすると残るのは食感のみです。そば粉を混ぜた冷や麦といった印象でした。
素材の組み合わせ、そして素材の活かし方、どのように考えてこうなるのでしょうか。独自の道を歩む蕎麦屋さんでした。
by sake_writer
| 2010-11-17 12:09
| 食べ歩き