珍しいチャリティーイベントとしての試飲会です。定員が500名程度でしたが、試飲の時間が3時間と限られ、とても混み合っていました。同行した者は「ここまでごっちゃだと来た意味がない」と言っていました。正直、同意見です。参加者数が参加蔵元数の15倍近くいます。なのにほとんどの蔵元は一人しかスタッフを派遣していません。話ができないのはもちろん、試飲すらきちんとできない状況でした。
蔵元数がもっと多ければ参加者は散りますし、時間を倍にすればそれだけゆっくり回れます。「募金という目的で経費をできるだけ削いだ」というのは理解できますが、今回の結果を見る限りでは「試飲会とチャリティは相容れない」となってしまいかねません。
次回はぜひ、もっと多くの関係者を巻き込んでいただきたいものです。何しろ今回の試飲会、忙しい中でもいくつかの発見がありましたから。ちゃんと募金もさせていただきました。
by sake_writer
| 2009-09-10 11:53
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